こうした物質の話は医師や栄養関係の専門家だけの
お話でしたが最近はメディアも多く取り上げますので
「インスリン」や「グルカゴン」などの用語を見かける事が
多くなってきました。
インスリンは糖を分解します。このインスリンに拮抗する
物質としてグルカゴンの話が出ているのではないでしょうか。
グルカゴンは肝臓内のグリコーゲンに作用して糖に変えて
血糖値を上げます。
結果的にインスリンの分泌をうながします。
血糖値を低く抑えれば肥らないわけではありませんし、
血糖値を上げない食事をしていれば肥らないわけでも
ありません。そうした食事をしていても、この作用により
インスリンは分泌するのです。
血糖値を上げなければ肥らない、よってインスリンも
分泌しないという理論はありえないのですが、なぜか
こうした理論がテレビや雑誌で良く取り入れられるのが現状です。
当サイトに依頼のある取材やご質問もこの件が非常に多いので
今回取り上げました。
単なる低カロリーダイエットとこうしたものの関連性を
誤って認識することは如何なものでしょう。
|