「超低カロリー食による半飢餓療法」


現在でも超低カロリー食による減量は、医師の指導もしくは
入院にて早急な減量を要する肥満患者さんに用いられています。

これには高タンパク食と野菜などバランスの取れた食品が不可欠です。
(治療としては減量用の人工食品があります)
こうした高タンパク食による超低カロリーダイエット法は
1960年代になって、減量の副作用をなるべく少なく
するために提唱されました。

単に栄養バランスを考えずエネルギーを非常に少なく制限した場合、
筋骨格系組織の崩壊や電解質異常を来たし、更にはケトン体の
過剰によるケトーシスという危険な状態にもなりかねません。

ダイエット中にたちくらみ、むくみ、貧血、便秘、脱毛、
全身倦怠などの症状を自覚するようでしたら、ご自分の
ダイエットメニューを考え直す必要があります。
1日1000kcal以下の過激なダイエットは医師の
指導もしくは入院以外では行うべきではありません。

特に継続が難しく、バランスの極めて悪い単品ダイエットは
決して行ってはならない減量法と言えるでしょう。
健康を無視した形だけの美が真に美しいと言える筈はありません。

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