世界一の長寿国日本ですが、寝たきり、痴呆も多いことは
生活習慣病の予防の重要性がますます大きくなってきていることを
示しています。WHOの疫学調査他のデータについて、先日の
肥満学会で教育講演がありました。
ブラジルに移住した日本人は心筋梗塞が多く、日本在住日本人よりも
17年寿命が縮まっていたこと、ブラジルに移住していても海草、
DHAの多い魚、イソフラボンを含む大豆の摂取が多い日本人は
こうした生活習慣病が比較的少なかった事がわかったそうです。
こうした和食中心の食事は肥満、心疾患などの生活習慣病の
リスクを下げ、予防に有効だということです。
※第23回肥満学会 WHO循環器疾患予防国際共同研究センター
家森幸男先生の教育講演
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