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一時的な激しいトレーニングによるダイエットよりもマイルドに毎日少しの運動を取り入れた方が効果的でリバウンドが少ないお話をしました。
これについて、どのくらいの運動をしたら良いのかというご質問をいただきました。
日常生活や仕事でかなり体を動かす方ではないとすると、慢性的な運動不足に陥っている可能性があります。
そんな方には、たとえ1〜2分でも良いですから腹筋運動や腕立て伏せ、簡単な体操などをおすすめします。
1回1〜2分でも、一日に10回やれば立派な運動になります。有酸素運動は脂肪を燃焼させますが、短時間の無酸素運動も減量効果があると言われて来ています。
名古屋大学総合保健体育科学センターの佐藤先生の
運動療法の表を引用してご紹介します。
糖尿病・肥満のための運動処方
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種目: |
ラジオ体操、散歩、ジョギング、自転車、水泳(後二者が肥満者に適している) |
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強度: |
最大強度の50%前後
(運動中会話のできる程度)
50歳代以下 脈拍 120/分以下
60〜70歳代 脈拍 100/分以下 |
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持続時間: |
10〜30(60分) |
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頻度: |
週に3〜5以上 |
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注)
各自のライフスタイルに運動を組み込む |
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有酸素運動の定義も多少変わってきている昨今、この程度でも十分意義があると言われています。
またTCAサイクルと言う代謝過程がありますがこれが活発になるとインスリン感受性も増加してダイエットには効果的です。これにはやはり日常生活で少しでもマメに体を動かす努力が必要です。
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