「特定保健用食品」


まだ制度が始まったばかりでこの言葉をご存知ない方もいらっしゃると思いますので、簡単に解説します。
◎特定保健用食品の定義◎

特別用途食品のうち、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をするもの。
生活習慣病に実際に効果のある食品が消費者にわかりやすいように、厚生労働省によって設けられた制度です。勿論これには科学的な理論と裏付けがあるものしか登録されません。

高血圧、高脂血症、心臓病などの生活習慣によって引き起こされる病気に対する効能があるものを申請によって認可しています。生活習慣病には勿論肥満も入ります。

現在登録されている特定保健用食品とその効能はこちらをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0102/tp0221-2.html

上のリンクで特定保健用食品の効能を見ると、食べたり飲んだだけで減量できると書いてある食品はただ1品もありません。ダイエットには、食事のカロリーを落とす事と運動の2つ以外には健康を保ちながら痩せる方法はない事をしっかり把握しましょう。

この表示のある食品は安全性も確認されているはずですし、「飲んだだけで痩せる。」というダイエット食品などは効能から言って当然認可されないものです。

特定保健用食品については財団法人日本栄養・食品協会のHPでも詳しく解説してあります。

http://www.health-station.com/jhnfa/