「体重計の使用法」

何の気なしに体重を測っていませんか?

体重は行動療法と言って、自分の食生活や生活習慣の誤りを
認めてそれを是正して減量に導く方法です。

起床時に測る
朝食後に測る
夕食後に測る
床につく前に測る

この4回が基本です。服を着たまま測ることは意味がありません。
衣服は意外と重いものです。

さて、このグラフと一日に口に入れたものすべてとその時間を毎日
日記につけます。
朝食が済んだあとで残り物を口に入れたりしては意味がありません。
完全に食事が済んでから測ります。

おそらく一日のうちでも1キロ程度の差が出てくるでしょう。
大きく変動したその時間帯に自分がなにを口にしたかを
きちんと書いておけば、それが貴方の生活習慣の是正しなければ
いけない部分です。

夕食後の値より寝る前の方が体重が増えている場合がもっとも
肥満には良くありません。
こうした日記をつけてみると肥満に繋がる原因が見えてくるものです。

これらは現在肥満治療にもっとも効果的と言われている
行動療法の基本的なことです。