「医師の介入」

■Q■

ダイエットは個体差があるため、一般論だけでは解決出来ないと
思いますが、基本的には医師の診察を受けて個人の状態を反映させた
ダイエットを行うことがリバウンドを避ける方法なのでしょうか。

■A■

減量に対して多くは行動療法が用いられます。
これは自身の食生活、生活習慣の謝った認識を自分が理解して
減量に導く方法です。
一日4回体重をはかり、毎日グラフをつけて口に入れたものすべてを
日記につけます。その時に起こったこと、
「会社で嫌な事があったからつい食べた」
など自分に起こったことと食の関連性を自分で認識して
肥満につながる習慣や認識を是正して行くものです。

先日糖尿病学会関連で、食べ過ぎによる2型糖尿病の患者さんに
対する減量、血糖コントロールについてこのような発表がありました。

医師が「普通に減量指導に介入」した場合と、「強く減量指導
(食生活、運動など)に介入」した場合では医師が「強く介入」した
患者さんのグループの方が明らかに減量に成功していたというデータです。

生体反応としてのリバウンドや肥満には、自分ひとりで立ち向かう
よりもアドバイザーとしての医師の介入がある方がより成功に
近づくのではないでしょうか。

●サイト内関連ページ

 行動療法