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最近メディアでは非常に多く取り上げられているダイエット法です。
これはGI値を用い、血糖値の上昇の少ない食品を選んで食べるという方法です。以前に同じ方法があったのですが学会や有識者に既に否定されています。
確かにデータから見て、これは血糖を上昇させ難い方法ではあると思いますがこれが即肥満と関係あるかという点はいかがなものでしょう。ご自分でネットなどのGI値の表を見て実行されている場合は、自然と制限品目が非常に多くなりますので食事のバランスを乱すことのないように気をつけましょう。
リバウンドがないということは決してありませんし、カロリーを否定することには賛成できません。
GI値の測定法、食品による数値のばらつきや実行方法などで継続が難しい場合もあるようですし、炭水化物摂取の制限と運動しなくても良いという部分にも問題があるようです。
運動をしない減量は除脂肪体重(筋肉、骨格の重さ)の低下による基礎代謝の低下への対処が問題になるでしょう。炭水化物制限をすると必要カロリーを補うにはタンパク質もしくは脂質の増量が不可欠です。
タンパク質摂取増加による骨のカルシウム量の低下への対処、カロリーの取り扱いなども議論される部分だと思います。以前もお話しましたが、この治療法で2型糖尿病治療の実績を上げている先生方もいらっしゃるそうなのですが(未だに発表はありません。2002年2月25日現在)、今後の研究報告等があれば注目したいと思います。
ある検索の当サイトコメントに「低インシュリンダイエットの方法論」との記載があり、これについて多くのご質問を頂きましたました。これは間違いで、当サイトでは方法論などの解説はしておりません。検索サイト様より訂正してくださると快いお返事を頂きました、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
肥満学会の先生方は一民間療法として薦めていません。
日本糖尿病学会では強く否定しているのが現状です。
ちなみに日本の過去のダイエット法のベストセラー本のレシピの殆どが計算すると一日1000kcal以下の超低カロリーダイエットです。一時的に痩せるのは当然です。
●サイト内関連ページ
炭水化物ダイエット
炭水化物の摂取量
リバウンドはつきもの
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