間違った減量法や誤った認識でダイエットに失敗してしまう方が
多いと思います。例を挙げて解説します。
「部分痩せ」
あり得ません。マッサージなどでその部分が細くなるのは
局所的な脱水によるもので、すぐに元に戻るでしょう。
クリームを皮膚に塗ったり、石鹸を使用して体脂肪を
燃焼させる事なども不可能です。
「リバウンドが無い」
このような減量法はこの世に存在しません。
低カロリーの食事を摂れば一時的に痩せるのは当たり前の事です。
問題は痩せてからの「飢餓からの脱出」という生体反応で
自分の意志にかかわらず食べようとしてしまう事にどう
うまく対処するかが大事なのではないでしょうか。
その前にリバウンドが無い減量法はあり得ないダイエット法で
あることを認識しなくてはいけません。
「食べたり飲んだりして痩せる」
ただ食べるだけ、飲むだけで減量できる方法は無い事を深く心に
刻むべきです。エフェドリンなどの非常に大きな副作用のある
減量薬をネットなどで容易に手にする事ができる世の中に
なってしまいました。このような薬品以外の健康食品を飲んだり
食べたりするだけで痩せることはありません。
「制限食品が多い方法や補助食品の多いダイエット法」
これも栄養バランスの偏りや補助食品を長期に使用できるか
どうかが問題となります。
ダイエットは一生を通じた問題です、補助食品を長期に渡って
食べつづけることは不可能でしょうし制限品目の多いダイエット法は
栄養バランスに問題がありますし個人、社会生活における
協調性にも問題が生じるのではないでしょうか。
カプサイシンやポリフェノールの脂肪分解作用などがことさら
大げさにメディアで流布しています。摂取しただけで痩せるという
幻想を抱いては、ダイエットはその時点で失敗です。
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