「レプチンと血圧」


食欲抑制物質として知られていますが、脂肪細胞から分泌される
レプチンは血圧を上昇させる作用があります。肥満者は血液中
レプチン濃度が健常人よりも高く、減量によりレプチン濃度が
低下すると血圧も低下することが知られています。

このレプチンは性機能にも深く関わります。
急激なダイエットによりレプチンが低下すると無月経が
起こりますし、男性では女性に無関心になったり性機能が
低下します。

肥満女児は正常体重女児より乳房発達も早く、初潮年齢も
10,79歳と、正常体重女児の12,3歳と比較して早期に始まる事も
尼崎市昭和病院の成山紀子氏らにより報告されています。
(1999年日本肥満学会)

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