特に中年過ぎた肥満女性に多いのですが、食行動や食生活に
誤った認識を持った方が多いのに気づきます。
例えば
1)「ほんの少ししか食べてないんですよ」
2)「間食なんてほとんどしないのに」
3)「水を飲んでも太る体質なんです」
1)消費カロリーを下回る摂取カロリーでは肥満する筈がない
事を認識していない。年齢とともに基礎代謝が低下しても
以前と同じ食事のイメージが強く残っている。
2)実際は食べているのにあまり認識できていない。
食べているが医師の前では食べていないと言う。
3)水にカロリーは無く、水を飲んだあとの体重増加を体脂肪の
増加と同等に見ている。
こうした認識のもとでは自分の生活は悪くないという前提が
あるので、今の生活や運動習慣を改善しないでなにか別の
ダイエット法や健康食品に依存し易くなる傾向が見られます。
●サイト内関連ページ
行動療法
行動療法:習慣拮抗法
肥満治療の行動療法・1
強い意志
|